非営業部門における業務情報の共有、進捗管理、工数管理などを支援するシステムです。
非営業部門が対象ですが、他のSales Force Assistantシリーズと連携していますので、
顧客別、案件別、プロジェクト別に、非営業部門のコストや工数を集計、分析することが可能です。
日々の業務活動(アクティビティ)をベースにしてコストの配賦を行い、より適切な損益分析、採算管理を実現することができるようになります。
ABMとは、「Activity Based Management」の略で、ABCを応用した経営改善・業務改善のことです。ABCとは「Activity Based Costing」の略で、一般に「活動基準原価計算」と訳されます。業務コストを活動単位に割り当ててより正確なコスト計算を実現するための手法です。
個々の業務(アクティビティ)が、付加価値を生む業務(VA:Value Added)なのか、付加価値を生まない業務(NVA:Not Value Added)なのかを分類し、それぞれにかかった工数(コスト)を集計して分析する機能です。
顧客別、案件別にアクティビティコストも考慮した上で、損益(採算)を見るための機能です。売上や粗利が大きい顧客や案件でも、実際に投入した間接コストを加味すると実は不採算であるといった見える化を可能とします。
グループウェア「NI Collabo 360」のワークフローとの連携機能によって、経費申請時に当該経費を直接、顧客や案件に配賦することが可能です。
一人当たりの人件費を、全社単位、部門単位、個人単位で設定できますので、自社の管理水準に応じてコスト配賦を行うことが可能です。時間コストは、人件費 ÷ (月平均活動時間 × 年度月数)で自動計算され、決算確定後に洗い替えることも可能です。
顧客別、案件別に直接配賦することの難しい間接コストを、投入工数(活動時間数)で按分して配賦するための経費設定機能です。決算書の販管費を費目ごとに、配賦割合などを設定して登録することができます。